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日本が誇る芸術に触れよう。令和の大阪万博開催に、岡本太郎氏を想う。
2025.04.11
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皆さんも、報道などでご存知のとおり、いよいよ大阪万博が4月13日(日)に開催しますね。 10月13日(月)までの184日間、大阪は大いに盛り上がることでしょう。
さて、昭和の時代にも、大阪で「日本万国博覧会」が開催されたことをご存知でしょうか?それは、昭和45年3月14日午前11時、春雪に薄化粧され華やかに開幕しました。
テーマは「人類の進歩と調和」。崇高なこの主題に、高い理想を追求して、多くの国々による見事な展示が繰り広げられたことで、隆盛していく日本の姿と共に世界にアピールされました。
そして、シンボルリックに輝いたのが、あの有名な「太陽の塔」。発展していく世の中において、日本が誇る芸術家岡本太郎が〝原点〟の〝起源〟をモチーフとしてデザインした独創的な姿は、今でも吹田市の万博記念公園で見ることができます。
しかし、その岡本太郎の最後の作品が、佐賀県にあることは、あまり知られていません。有田町にある歴史と文化の森公園にある「花炎」は、1996年に有田町で開催された「世界焱の博覧会」において制作されました。その雄大な佇まいと、個性的な色づかいは、中世ヨーロッパで発祥したバロック建築様式とロココ建築様式の雰囲気を醸し出すホールと相まって、圧倒的な存在感を放ちます。担当Nは何度も訪れ、この「花炎」を見てきましたが、その度に岡本氏の名言である「芸術は爆発だ!」を、体現した作品だと実感するのです。見上げると、ほとばしる情熱に心が揺さぶられ、そのエネルギーのかたまりに吸い込まれそうになります。
ここは「有田陶器市」(4月29日~5月5日)の会場からもすぐ。令和の万博開催において、革新的なアートで世界を魅了した岡本氏の作品に触れてみてはいかがでしょうか?
